anego
一時は林真理子作品をよく読んだのですが、最近ご無沙汰でした。
エッセイも一時ほど面白くないし(前はバカバカしいけど笑えたんだけど、最近は……ねぇ)、小説には元々どうも苦手意識があったし(キャラクター達の考え方についていけない。違いを楽しめるようなキャラでもない)、というのがあって。
なのに、図書館に行ったとき返却されたばかりの本が置かれている棚にあったこの本を手に取ってしまったのは、ちょうどドラマ化されたところだったからかなぁ。(でも、ドラマは見てない:爆)
うーん、相変わらずの林作品です。
バブルな価値観を持ち、人をうわべでしか判断しない登場人物たちがどっさりと出てきます(苦笑)
こういうOLって東京には本当にいるんだろうか?
きっと一部だよねぇ……。少なくとも関西ではあまり見ないような……。ってわたしの周りがイナカモンばかりだから?(笑)
なんとなく、作者の「エリート」とか「お嬢様」に対する反感(というかもっと屈折したもの)がロコツに表れてる気がして読んでてウンザリという部分もあり。
でもねー、軽く読みやすい文体と次々と起こる事件のせいで気がつけば一気に読んでしまっていました。
前半の細かいエピソードについては主人公に共感できる部分もあったんですよねー。
相談されやすいとか、そのせいで貧乏くじをひいちゃうとか。
この辺はリアルなんだけどなー。
違う世界をのぞいてみる、という意味では楽しめないこともなかったです。