2009年12月24日

●ぼくたちが聖書について知りたかったこと

4093878471ぼくたちが聖書について知りたかったこと
小学館 2009-10-28

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プロテスタント系の大学に通っていたこともあり(とはいっても単位のために一般教養でキリスト教学を受けただけ)、聖書と言われて思い浮かぶのは新約なんですが、こちらの本では旧約・新約両方について論じられています。旧約の比率が少し高いかな。対談相手の方がイスラエルに留学経験ありの方なので。

というわけで、ユダヤ教、ユダヤ人についての話も多かったです。その方が多かったぐらい。知らないことが多かったので面白かったです。

内容については突っ込んだ議論が多すぎて、基本も知らない人間にはかなり難しかった…。
でも、信者さんだったりで詳しい方が読むとそれはそれで見解の異なる部分も多いかもと思ったり…。

2009年08月28日

●ポトスライムの舟、再読。今度は単行本で。

4062152878ポトスライムの舟
講談社 2009-02-05

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ちょいと前に文藝春秋に掲載された表題作だけ読んだのですが、今度は単行本で読みました。
同時収録の「十二月の窓辺」が気になったので。

単行本では「ポトスライムの舟」→「十二月の窓辺」ですが、話の流れとしては「十二月」→「ポト」になってます。
この作品に出てくるモラハラ上司が非道い…。
でも、こういう人って結構いますよね。
巧妙に周りを抱き込んじゃうの。
幸い仕事をしている頃はこういう上司には出会わなかったので良かった。

にしてもラストには驚かされた。
追い詰められた時の気持ちってちょっとわかるかも。

2009年08月17日

●パリジャンは味オンチ

4098250357パリジャンは味オンチ (小学館101新書)
小学館 2009-06-01

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著者はパリに30年住んでいます。
日本にいて憧れるのと実際に住んでみると違う部分が多いのは確かですよね。

面白いエピソードもありましたが、あんまり新味は無いかな。
そして何より文体が苦手でした…。

2009年08月11日

●プリンセス・トヨトミ

416327880Xプリンセス・トヨトミ
文藝春秋 2009-02-26

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図書館に予約して早○か月、やっと回ってきました。

前半は正直言って冗長で読むのに時間がかかりました。
ちょっと万城目さんっぽくないかなーと。

でも、後半になって話が動き始めてからは一気読み。

大輔くんの設定はミスリードさせるためか?とも思ったりしたのですが、後半しっかり生きてきました。
彼の成長物語としても面白かった。
父と息子の絆についての話なのかなーと思ってたらちゃんと母も出てきて、家族についての話になっていました。しんみりしちゃったわ。

『鹿男~』の人がちょっとだけ出てきてましたねー。

2009年07月09日

●ハチはなぜ大量死したのか

4163710302ハチはなぜ大量死したのか
ローワン・ジェイコブセン 中里 京子
文藝春秋 2009-01-27

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数年前から新聞などで「蜂が一斉にいなくなった」という記事をよく見かけるので気になってたんですよね。

養蜂家や蜂の研究者が原因を探したのだけれども見つからない。
どうやら何か特定の一つが原因なのではなく、ミツバチの自然の生活のリズムを無視した飼育の仕方、長距離の移動を繰り返したり、授粉のために一種類の花しかない場所に置かれたり、そして農薬やミツバチの敵ダニを駆除するために使われる様々な薬剤、そんな多くの原因が重なった結果に起こったことのようです。

でも、これって実はミツバチだけに特有な状況ではなく、工業化された現代の農業のあらゆる分野で起こりうる、というか既に置きつつあるんですね。
いや、このままこの状態が続くと恐ろしいことになりますよ…。

原因を究明するだけでなく、対策が書かれている所が良かったです。
昆虫や動物、植物などに人間の都合のためだけに無理をさせたり、効率だけを追求することを止めて、もっと自然に戻しましょうと。
一見、無駄に思えるものをもっと大切にしなくちゃ。

難しいだろうとは思うけど私もミツバチを飼ってみたくなりましたです。

ただ、タイトルはもっと原題に近いほうが良かったのでは?おそらく結果的には大量死なのでしょうけど、巣の中に死骸が見つからない、というのもこの事態の不思議な点の一つだったので。というか、全体に翻訳はかなり読みにくかったです…。

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