●【映画】マグダレンの祈り
![]() | マグダレンの祈り ノーラ=ジェーン・ヌーン アンヌ=マリー・ダフ ジェラルディン・マクイワン ショウゲート 2004-04-23 by G-Tools |
今日もいい調子で歩いてきました。
でも、どうやら明日はお天気が微妙。
あぅー、できればここで雨は降ってほしくないなぁ。少なくとも午前中は。
さて、またまた映画です。
重い映画が割と好きなわたしですが、それにしてもこれは重かった…。
1960年代のアイルランド、マグダレン修道院に入れられた3人の少女たちが主人公。
マグダレン修道院とはマグダラのマリアから名付けられた修道院で、元々は売春婦たちが収容されたのですが、この頃には「性的に堕落した」とみなされた女性たちが入れられる場所となっていた。
少女たちがここへ送られた理由はそれぞれ、一人は未婚の母となったため、一人は美しく将来男性問題を起こすだろうと思われたため、最後の一人はいとこにレイプされた被害者であるのに。
これだけでも、今から考えると信じられないようなことばかりですが、何よりこの修道院の中が酷すぎる……。
なにより恐ろしいのは、この映画が実話を元に作られたということ。
DVDには特典として映画が作られるきっかけとなったドキュメンタリー「マグダレン修道院の真実」が収録されていますが、こちらを観るとさらに衝撃と怒りが増してきます。
映画では語られていない、施設を出た後もなお残る心の傷……。
昔、アイルランドは厳格なカトリック国であったため、性教育もましてや避妊についてなど全く教えられることもなく、結果、何かが起こると女性だけが非難されこのような施設に入れられたなんて、絶対に間違ってますよ。
しかも、この施設はアイルランド各地にいくつもあったそうで、最後の施設が閉鎖されたのが1996年。つい最近ですよ。
施設内がこのような状態であったのなら、告発などあって当然かと思いますが、当時は教会や神父を批判することなどもってのほかだったということです。
しかも、外部との接触がほとんどない世界。
うーん、このあたり現代にも通じる問題ですね。今でも刑務所や施設など閉鎖環境での事件が時々報道されてますから。
個人的にはやっぱり男性に観てほしいなぁ。
特に、暴行事件などがあったときに女性の側の姿勢を問うタイプの人に。
あなたの意見はこの頃の、この施設の在り方、存在を許した社会の人たちと変わらないんじゃないですか?と尋ねてみたい。
